こんばんは、onorichanです。
車をしばらく走らせたところに温泉街があります。
息子と散歩へ。温泉街なのだけれど温泉も入らず、特にお店に入るでもなく、ただただ散歩を楽しんできました。
平日なのでお客さんもそこまで多くはなく、手をつないでゆっくり歩くにはちょうど良い感じ。
観光をしているのだろうご婦人方とすれ違うたびに「かわいいわねーえ」「いくつー?」「いいわねー」
とにこにこと話しかけていただきました。一方、息子はというと顔を硬直させ佇む。
でもそれすらも「あら、びっくりさせちゃったわね」とみなさんに笑顔で接していただきました。
こうやって何気ない交流が出来ることは息子にとっても私にとってもありがたいことです。話しかけていただく度に硬直する息子ですが、それでもありがたいことです。
そうやって何気なく交流をしたことでふと、「あ、なんか甘やかしてもらった気がする」と嬉しい気持ちになりました。
無条件で、本当に自然な「優しい」に触れたような気持ち。
お会いしたご婦人方はきっと、温泉につかりゆったりとした時間を過ごした、またはこれから過ごす方たちだったのだと思います。
皆さんゆるりとした雰囲気を纏っていらっしゃいました。
私はというと、風邪を引いてから少し生活リズムが一時変化してしまった息子との生活でなんとなくバタバタした気持ちを引きずっていたので、何だか浸かってもいない足湯にでも浸かったような気持ち。
冷え冷えした足が温まって頭がほわんとしてくるあの感じ。
敢えて忙しさを放って、ゆったりした場所に身を置いてみるのも悪くないな、と思った一日でした。